【パティシエ】映画やドラマによく登場する子どもたちに人気の職業

現在放送中のフジテレビ系の月9ドラマ『好きな人がいること』で、桐谷美玲さん演じる美咲の職業はパティシエ。
パティシエとは、どのような職業で、どうすればなれるのでしょうか。
今回は、パティシエについてご紹介します。職業教育にお役立てください。

 
ある人材派遣会社が行った「将来なりたい職業」調査(全国の1000人の小中学生を対象)で2014年、2015年と2年連続で1位に輝いたのがパティシエ。
ドラマや映画、テレビ番組などにパティシエが登場する機会が増えたこともあり、職業としての「パティシエ」が子どもたちに認識されているようです。
 
◎パティシエとはどんな職業?
 
パティシエとは、フランス語で「菓子製造人」。日本では、ケーキなどをつくる洋菓子職人を意味しています。
元々は、14世紀頃フランスの宮廷で貴族のためのお菓子などを作る仕事をしている人を指しました。
本来、男性のお菓子職人は「パティシエ」、女性のお菓子職人は「パティシエール」と呼ばれていますが、日本ではドラマ『好きな人がいること』の美咲のように女性でも「パティシエ」と呼ばれることが多いようです。
パティシエの活躍の場は、専門店、レストラン、ホテル、式場、工場など様々な場所があります。
美咲は今、レストランで働くパティシエということになりますね。
 ケーキ
◎どうやったらなれるの?
 
パティシエとして活躍するにはセンスや体力も重要な過酷な仕事。華やかなイメージだけでは、やっていけない厳しい仕事のようです。
映画『洋菓子店コアンドル』では、蒼井優さん演じる主人公がパティシエを目指し奮闘する姿が見られます。
 
実際のパティシエの経歴は大きく2つ。
1.調理師学校や製菓専門学校で学んだあとにパティシエとして洋菓子関連の会社に就職する
2.高校卒業後に洋菓子関連の会社に就職し、下積みを開始する
未経験可でパティシエを募集している場合も多いそうなので、他の仕事についてからパティシエを新たに目指す方もいるそうです。
 
◎どんな資格が必要?
 
パティシエの関連資格といえば、菓子製造業で働く人の資質の向上や衛生面での管理に関する資格である「製菓衛生師」と菓子の製造技能に関しての国家検定である「菓子製造技能士検定」があげられます。資格を取得することで、知識が増え、自身の役に立つことが多いかもしれません。
パティシエに限ったことではありませんが、個人の店舗をいずれ持ちたいと思っている方は「食品衛生責任者」を取る必要がありますね。
 
◎パティシエのコンクールって?
 
国内外でさまざまなコンクールが開催されています。
パティシエが普段の技を披露するコンクールの最高峰は、
「クープ・デュ・モンド・ドゥ・ラ・パティスリー」(フランス)と「ワールド・ペストリー・チーム・チャンピオンシップ」(アメリカ)。
そして2008年からは「モンディアル・デ・ザール・シュクレ」(フランス)という世界的に珍しい男女混合チームによる国際コンクールも開催されています。
これらのコンクールでの作品は芸術品のようであり、かつ美味しさも競われる厳しい戦いですが、日本はさまざまなコンクールで優勝を手にしていることもあり洋菓子製造の技術が高い国と評されています。
 
パティシエをめざす子どもたちにお勧めのコンクールは、小学生対象の「全国小学生パティシエ選手権」。
サンリオのキャラクター「シュガーバニーズ」の双子のパティシエが応援していますよ。
 
2015年NHK連続テレビ小説『まれ』では、パティシエを目指す女の子「希」(まれ)が、ロールケーキ甲子園というコンクールに出ていました。
コンクール出場は、アイデアが広がり、技術力が高まる機会になりそうです。
 
◎実際に活躍している人は?
 
パティシエとして有名なのは、自由が丘「モンサンクレール」の辻口博啓さん。「全国小学生パティシエ選手権」の審査員でもあり、『まれ』では製菓指導をしていました。
辻口さんは和菓子屋の息子として育ちましたが、幼い頃においしいケーキを食べたことがきっかけとなり、高校卒業後、都内のフランス菓子店で住み込みの修行を開始。
コンクールあらしと言われるほどの国内外のコンクール優勝経験を経て、現在では「モンサンクレール」のみならず和スイーツやショコラトリーなど数多くのブランドを世界中で手掛けています。
 
また最近では、女性のパティシエの活躍も増えてきています。
「全国小学生パティシエ選手権」の審査員である中目黒「パティスリー ポタジエ」の柿沢安耶さんは女性ならではの視点で、野菜とスイーツの良さを活かした「ベジスイーツ」のジャンルを開拓。
「食育」や「農業」に関するセミナーなどでも活躍されています。
柿安さんは、小さい頃に好きだった豚の絵本がきっかけで大学卒業後にフランスに行き、そこで夢が変わって、パティシエになったそうです。
 
甘くおいしいスイーツ。パティシエの方々の情熱や努力、夢などが結晶されている一品といえそうです。

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