今期(2022年7月期)のドラマは何をご覧になっていますか?
私は、毎週日曜、夜9時放送の『オールドルーキー』と毎週火曜、夜10時放送の『ユニコーンに乗って』を見ています。サッカー観戦が趣味なのと、スタートアップの話に興味があるからです。
『オールドルーキー』
新町亮太郎(綾野剛さん)は元サッカー日本代表。突然のチームの解散によりサッカーに思いを残したまま現役引退をすることに。スポーツマネジメント会社でセカンドキャリアをスタートさせるのですが…。
『ユニコーンに乗って』
小鳥智志(西島秀俊さん)は地方の銀行に26年間勤めた元支店長。ある出来事がきっかけで銀行を辞めて、かねてより興味のあった教育業界(エドテック)に転職をしたものの…。
※EdTech(エドテック)とは、Education(教育)×Technology(技術)の造語で、教育分野にIT技術を活用して新しい価値を創造するサービスのことをいいます
奇しくも、どちらのドラマも“セカンドキャリア”がテーマになっています。
セカンドキャリアというとなんとなく中年以降のようなイメージがありませんか?
しかし、厚生労働省の調査によると、入社3年以内の離職者は約3割といったデータがでています。つまり20代でセカンドキャリアを考える人もいるのです。
もしかしたら、新卒の就活の際に、自己理解や仕事理解をしっかりしておくことで、ミスマッチが防げたかもしれません。
就活の時期にはいると、授業やテストなどが多忙ななかで、ESをいついつまでに提出して、面接がいつといつで…のように時間に追われてしまってなかなかじっくりと時間をとることが難しくなりがちです。
だからこそ、大学1年や2年、せめて大学3年の夏までの段階で、自分はどのような人生を歩みたいのか、譲れない価値観は何なのか、どのような仕事をしたいのかなど自分と向き合う時間を持つことが大切になってきます。
セカンドキャリアの前にまずはファーストキャリアをどうするのか。新卒の学生のみなさんには考えてほしいなあと思います。
誰かに話すことで自分の思考を整理することができることも少なくないので、まずは大学のキャリアセンターを積極的に利用しましょう。
大学1・2年生がキャリアセンターを利用できないという場合は、もしよろしければ当キャリア相談室をご利用ください。
ご予約はこちらから。
当キャリア相談室代表の鍛治田(かじた)は、国家資格キャリアコンサルタント(標準レベル)とその上位資格である国家検定2級キャリアコンサルティング技能士(熟練レベル)の資格を保有しています。大学では心理学を専攻し、日本心理学会 認定心理士の資格も取得しています。大学のキャリアセンターでも個別面談を担当してきました。
また、スポーツ選手のためのセカンドキャリアを支援するための「アスリートキャリアコーディネーター」の資格も保有しています。
※スポーツ庁では、「スポーツキャリアサポート支援事業」として、アスリートが安心してスポーツに専念できるよう、アスリートが現役時代から引退後のキャリアについて準備するための支援を行っています。その個別面談を行うのが「アスリートキャリアコーディネーター」です。
もちろんセカンドキャリアを考える方々の個別相談も受け付けています。
キャリアコンサルタントには守秘義務があるので安心してなんでもご相談くださいね。