俳優の大杉漣さんが、2018年2月21日午前3時53分に急性心不全のためお亡くなりになりました。享年66歳。
当日は普段と変わった様子もなく撮影をされていたとか。
いわゆる突然死です。
テレビで毎日のようにお顔を拝見しているだけでご本人にお会いしたことはないのに、それでも日本国中が大きなショックと悲しみに包まれています。
ご家族の方、お仕事をご一緒されている方々は、突然のことでおつらいだろうとお察しいたします。喪失感というひと言ではすまされない、大きな大きな穴があいて底までつき落とされていくような感覚のなかにいらっしゃると思います。
在りし日のお姿を偲び、心よりご冥福をお祈り申しあげます。
実は、私の父も28年前に突然死しました。大杉さんと同様、持病もなく、寝込んだ姿を見たこともないくらい丈夫な父でした。
それがある日の朝、目覚めることはありませんでした。
これまで父の突然死について話したくはなく、ほとんど誰にも話してきませんでしたが、昨年7月ブログに27年間抱えていた思いを書いています。
このサイトではアメブロの記事は紹介していませんが、もし同じようにおつらい思いをされている方がいたらと考えご紹介させていただくことにしました。
アメブロ「人は突然いなくなる、けど…」
父が突然この世からいなくなり、母は入院。兄には幼い子ども2人がいて、、、「私が母を支えて頑張らなければ!」と誰にも相談できずにいた当時、私は仕事で人材育成トレーナーとして全国出張をして多忙を極めていました。それでも毎日母の病室にお見舞いに行って自分自身は悲しみに浸る余裕さえなかったのを思い出します。
今のようにカウンセラーが身近にいる時代ではなかったのですが、あのとき誰かに話すことができていれば精神的なストレスを少しは減らせていたのかもしれません。
もし大切な人を失って、誰かに話したい、そんな思いを抱えている方がいたら、私はその方の心に寄り添える存在でありたいと思います。