「えるぼし」をご存知でしょうか?
女性活躍推進法により、301名以上の企業には行動計画の策定が義務付けられましたが、策定および届け出を行い、実施状況が優良な企業は、厚生労働大臣の認定を受けることができます。
その認定マークを「えるぼし」といいます。
この名前には以下の思いが込められているそうです。
「L」には、Lady(女性)、Labour(働く、取り組む)、Lead(手本)などさまざまな意味があり、「円」は企業や社会、「L」はエレガントに力強く活躍する女性をイメージしています。
「L」がデザインされた円の上に星が輝くデザインにふさわしく、様々な企業や社会の中で活躍し、星のように輝く女性への「エール」と、そんな輝く女性が増えていくようにとの願いを込めて「えるぼし」としました。
えるぼしの「える」は「L」と「エール」をかけているんですね。
「えるぼし」として認定されると企業にはどのようなメリットがあるのでしょうか?
企業は「えるぼし」の認定を受けると、厚生労働大臣の認定マークを商品などにつけられます。
その認定マークを活用することで、女性の活躍が進んでいる企業として、企業イメージの向上や優秀な人材の確保につながると言われています。
2016年4月末までに46社が認定されています。その後も増えています。
8月12日には、日立システムズが、5つすべての評価項目(採用、継続就業、労働時間、管理職比率、多様なキャリアコース)で基準値を満たしたことにより、最上位の認定を受けたと公表しました。
行動計画策定する際に「えるぼし」をめざしてみてはいかがでしょうか?
毎回このLCNのサイトでは、記事にあわせて画像を掲載していますが、今回は星がたくさん輝く天の川をイメージしました。
女性活躍推進とは、一人だけが輝くのではなく、すべての女性が輝いてこそ意味があるのではないかと考えます。
そして、親やその前の代から頑張ってきた女性たちの意思を受け継ぎ、次の世代に繋ぐためでもあるのではないでしょうか。
ライフキャリアネットでは、女性活躍推進のためのキャリアコンサルティングを行っています。
■企業様
企業様の支援を行っております。行動計画策定に関してもお気軽にご相談ください。
「企業にとってもワーク・ライフ・バランス推進が求められているがどうすればいいのか」
「育休後の職場復帰の支援を行いたい」
「女性管理職のマネジメント力をあげたい」
■個人の方
個人の方もお気軽にご相談ください。
「仕事と育児を両立したい」
「育休後の職場復帰の不安を解消したい」
「女性管理職になったけれど…自信がない」
大学生と社会人の子ども2人を育てながらキャリア形成してきましたのでお気持ちはよくわかります。
ひとりで抱え込まずにお話しください。
参照:厚生労働省