【女性活躍推進】
これからは、定期的に女性活躍推進されている企業様を取り上げてまいります。
第1回目となる今回は、ダイバーシティ経営企業「なでしこ銘柄」に2年連続で選出されたJALグループ様の取り組みをご紹介します。
◎なでしこ銘柄をご存知ですか?
「なでしこ銘柄」って何?と思われる方もいらっしゃるかもしれないので、まずはその説明からさせてください。
経済産業省は東京証券取引所と共同で、平成24年度より女性活躍推進に優れた上場企業「なでしこ銘柄」を選定しており、平成27年度は45 社を選定しました。
それでは、どのような企業が選ばれるのでしょうか。
経済産業省のサイトには以下の説明がありました。
「女性活躍推進」に優れた上場企業を「中長期の企業価値向上」を重視する投資家にとって魅力ある銘柄として紹介することを通じて、企業への投資を促進し、各社の取組を加速化していくことを狙いとしています。
今回2年連続での選出となったJALグループ様は女性社員の割合が約47%と非常に多いこともあり、女性が活躍できる環境を整備されていたようですが、さらなるJALグループ様の発展のために女性活躍推進の目標と具体的な施策に取り組まれているそうです。
なでしこ銘柄選定に関してJAL様のサイトには、以下のように記載されていました。
女性活躍推進にかかるトップコミットメントの発信、経営ビジョン・経営方針などでの女性活躍推進の明示、女性活躍推進に向けた各種方針・数値目標の策定のほか、女性活躍推進組織(JALなでしこラボ)の設置、女性活躍推進に関する情報の積極的な公表などを評価いただいたと考えています。
では、JALグループ様の具体的な目標と施策、取り組みとはどういったのものでしょうか。
①JALグループ女性管理職比率向上目標
これまで同様、実力主義による登用を前提としたうえで、2023年度末までに、JALグループの女性管理職比率20%、日本航空における課長職以上の女性組織管理職比率15%以上を目指します。
②女性活躍推進法に基づく行動計画等
目標1.組織管理職に占める女性の割合を12.0%以上とする。
目標2.有給休暇取得率を90%以上とする。
目標3.配偶者の出産の前後2週間以内に子の出生休暇を3日間取得した男性の割合を100%とする。
※2016年の4月1日から2019年3月31日までの3年間 数値目標は300人以下のグループ会社も同様
◎JALなでしこラボの設置
このように女性をはじめとする、多様な人財の活躍推進を経営戦略の一つに位置づけ、2015年にダイバーシティ(多様性)の推進を目的とした「JALなでしこラボ」が設置されています。
グループ内での情報交換をしたり、多様な人財がイキイキと働けるためには何が必要か、社員自らが考え、実践、検証する研究プロジェクトを進め、発表しているそうです。
「真に女性が活躍する企業」を目指すJALの女性活躍推進の取り組み。JALグループで働く女性だけではなく、男性の課題にも目を向け、多様な意見を取り入れながら、全員で意識や働き方を変えていくという取り組みが素晴らしいと感じました。
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ライフキャリアネットでは、女性活躍推進の策定や、セルフキャリアドックに関してお手伝いさせていただいております。
ライフキャリアネットの代表は、国家資格キャリアコンサルタントでもあり、その上位資格である国家資格2級キャリアコンサルティング技能士でもあります。
またストレスマネジメントファシリテーターの認定資格も持っております。
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