2年に1度の車の祭典「東京モーターショー」が11月5日(日)まで開催されています。
今年マツダがモーターショーに出展している2台のコンセプトモデル、「マツダ 魁 CONCEPT(カイ・コンセプト)」と「マツダ VISION COUPE(ビジョン・クーペ)」。世界初公開です。
デザインにこだわるマツダの熱い想いが伝わってくるコンセプトモデルになっています。
マツダは、2016年に「マツダ ロードスター(海外名:Mazda MX-5)」でワールド・カー・アワーズ主催の「ワールド・カー・オブ・ザ・イヤー」を受賞しています。
また、特別賞のひとつである「ワールド・カー・デザイン・オブ・ザ・イヤー」も日本車として初めて受賞。1車種によるダブル受賞は、同賞が創設されて初めてでした。。
実は、マツダ株式会社デザイン本部長 兼 アドバンスデザインスタジオ部長の中牟田泰さんは、ライフキャリアネット(R)代表、寺本の実兄の友人ということもあり、今年5月にインタビュー取材を敢行しています。
マツダのデザイン本部長の中牟田さんがカーデザイナーになったきっかけをインタビューのときにお聞きしました。
今年のモーターショーでも、トミカのお宝モデルに6時間の大行列といったニュースが流れていましたが、中牟田さんがカーデザイナーをめざすきっかけとなったのは、小学生のときにお父様にいただいたミニカー「シボレー コルベア モンザ」だったんです!
ドアの開き方からヘッドランプの付き方まで、面白いものが詰まっていてワクワクしたと話されていました。
きっかけはどこにあるのかわかりませんね。
アンテナを張って、ワクワクする気持ちを大切にしたいものです。
中牟田さんのこんな言葉が印象に残っています。
単なるクルマのデザインだけではなく、心が揺さぶられるような価値を作りたい。日本本来の美しさを追求し、表現していきたいんです。
クルマは街を走るものなので、景観のひとつになるわけです。
欧州のクルマのデザインに負けないくらい見ただけで人の心を震わせるような格好良くて美しいクルマを創り出したい。クルマを単なる移動の乗り物と考えずに、乗って楽しいものにしたい。そう思っています。
マツダのデザイン本部長の中牟田さんのインタビュー記事は以下のリンクからご覧いただけます。
[selfTURN]魂を揺さぶるような美しく格好いいクルマのデザインをめざして -マツダ株式会社 中牟田泰氏
また、モーターショーに出展している2台のカーデザインは、マツダ公式ブログでご覧いただけます。
※イメージ(マツダRX-7)