『わたし、定時で帰ります。』ぶれない軸をつくる

2019年4月1日に働き方改革関連法の順次適用が開始されましたが、その「働き方改革」をテーマとしたTBS 火曜ドラマ『わたし、定時で帰ります。』が現在放送されています。

ご覧になっていますか?

主人公はweb制作会社 株式会社ネットヒーローズに勤める東山結衣(吉高由里子さん)。

当社ライフキャリアネットのクライアントにもIT系企業が少なくないため、「働く人々の意識改革」をどのように描いていくのか大変興味深く視聴しています。

番組制作の意図をTBS公式サイトでこのように書かれています。

「長時間労働」、「サービス残業」、その先に起こりうるかもしれない「過労死」。長時間労働の是正や雇用形態にかかわらない公平な待遇を目指す「働き方改革」が近年、多くの関心を集めている。本作は、同名小説を原作に、特に注目を集めている「残業問題」を切り口として、単なる制度改革ではなく働く人々の意識改革=社会人の持つべき“ライフワーク・バランス”について描く。

「定時で帰る」と言いづらい職場の雰囲気もあるでしょうし、多くの仕事を抱えて帰りたくても帰れず夜遅くまで残業しなければ仕事が追い付かない状況の方もいるでしょう。実際、私自身も仕方なく連日夜遅くまで残業していました。(残業代はでないのに…泣)

定時で帰る人に関しては、「定時に帰る=仕事しない人」といったイメージもがまだ根強く残っているようです。

私が連日残業していたときのこと。同じ職場に毎日必ず定時で帰る男性の同僚がいました。その人が定時で帰ることに関してはまったく構わなかったのですが、問題はその同僚が定時で退社するそのときに私に仕事を投げてきたこと。自分の時間を奪われることには敏感なのに人の時間を奪うことには鈍感なんだなと悲しくなったものです。

これからは堂々と定時で帰れるような社会になっていかなければと感じています。「定時に帰る=仕事しない人」といったイメージは、定時で帰るまでの働き方や周囲への配慮次第で払拭していくことができるのかもしれません。

このドラマの主人公は、定時で必ず帰っていますがディレクターとして周囲と連携を取りながら仕事を進め、教育係として新人を育成して、効率よく仕事をするためにTo doリストを工夫するなど見習うべきところがたくさんあります。

何時間仕事をしたのかではなく、仕事の進め方を評価されるようになれば社会全体が変わっていくことになるでしょう。

「定時で帰ります」と宣言するのは勇気がいることです。

自分らしく働くためには、周りに流されない、ぶれない軸をつくることが大切になってきます。

ドラマのなかで「キャリアプランシート」を上司に提出するシーンがありましたが、こうした年に一回の機会をつかって、自分がどのような価値観を大切にしてどのような働き方をしていきたいのかをぶれない軸を明確にするといいですね。

当キャリア相談室では「キャリアプランシート(キャリアシート)」を書くためのお手伝いをしています。

自分のことだからわかったつもりでいるけれど、第三者との会話のなかで改めて自分の心の奥に眠っている価値観に気づくこともあります。

一度キャリアコンサルティングを受けて「キャリアプランシート(キャリアシート)」を作成してみませんか?

キャリアコンサルティングは転職相談と思われがちですが決してそれだけではありません。

当キャリア相談室では、今の会社で自分らしく働くためにキャリアコンサルティングを受けられる方が多いです。自分に向き合うのは面倒ですが、未来のあなたが輝くための大切な時間です。ぜひお時間を作ってみてください。

▼料金:特別価格

対面(マンツーマン)2019年7月末日までにお申し込みの場合

1名様1回60分12,960円(税込)

   ↓    ↓

1名様1回60分9,000円(税込)

▼アクセス

当キャリア相談室は代々木駅から徒歩3分のところにあります。

ライフキャリアネットのキャリア相談室までのアクセス 

▼お申し込み

お問い合わせフォームからご都合の良い日時をいくつか記入のうえお申し込みください。お待ちしています。

関連記事

コメントは利用できません。

おすすめ記事

  1. 転職前に弊社の自己分析ツール『Tote Book』でジャーナリングしませんか?...
  2. セルフ・キャリアドックで会社を元気にしましょう!~従業員の活力を引き出し、企業の成長へとつなげるため...
  3. 定期的なキャリアコンサルティングで従業員のモチベーションを高めて生産性をあげましょう。
  4. 企業がさらなる成長を果たすために欠かせない「キャリア教育+キャリアコンサルティング(個別面談)」をご...
  5. 転職を希望する方、新卒で希望する企業から内定獲得したい方は、まず自分の人生に向き合うことからはじめま...
  6. 新たな自己分析プログラム『Tote Book』が誕生しました!いつもあなたの傍らに置いて、何度も読み...
  7. 25卒からインターンシップが大きく変わります。
  8. 令和4年9月6日に厚生労働省が「令和4年版 労働経済の分析」(労働経済白書)を公表しました。
  9. ドラマを見ながらセカンドキャリアを考えてみる!?...
  10. 理系の大学のキャリアセンター(就職支援センター)で大学生や大学院生の就活支援を行っています。