2018年7月からNHKドラマ10で放送された『透明なゆりかご』が2019年8月4日(本日3日の夜中)から再放送されます。
『透明なゆりかご』は、沖田×華(おきた ばっか)さんの人気漫画が原作のドラマ。海沿いの町にある小さな産婦人科医院で看護師見習いとして働く少女の目線で「命」について丁寧に描かれています。
産婦人科が舞台の『透明なゆりかご』は助産師の方々の物語でもあります。
助産師さんにはどうすればなれるのか? 知ってるようで知らない方が多いかもしれません。
そこで今回は助産師について紹介します。
▼助産師になるには看護師免許が必要?
まず看護師国家試験を受けて看護師免許を取得する必要があります。その後1~2年間助産師教育を受け、助産師国家試験に合格して厚生労働大臣の免許を受けてはじめて助産師になれます。
▼助産師になるための教育とは?
愛媛県看護協会によれば大きく分けて以下の5つの道があるようです。
看護系大学院(2年)
看護大学専攻科・別科(1年)※大学卒業者
看護大学(4年)※保健師・助産師の教育プログラムがある大学
看護短期大学専攻科(1年)
助産師養成所(1年)
↓
助産師国家試験
↓
助産師
詳しい受験資格は厚生労働省のホームページで確認してください。
▼助産師の仕事とは?
日本助産師会の「助産師の定義」で、助産師の仕事がよくわかります。
助産師は、女性の妊娠、出産、産褥の各期を通じて、サポート、ケア及び助言を行い、助産師の責任において出産を円滑に進め、新生児及び乳児のケアを提供するために、女性とパートナーシップを持って活動する。これには、予防的対応、正常出産をより生理的な状態として推進すること、促すこと、母子の合併症の発見、医療あるいはその他の適切な支援を利用することと救急処置の実施が含まれる。
助産師は、女性のためだけではなく、家族及び地域に対しても健康に関する相談と教育に重要な役割を持っている。この業務は、産前教育、親になる準備を含み、さらに、女性の健康、性と生殖に関する健康、育児におよぶ。
助産師は、家庭、地域(助産所を含む)、病院、診療所、ヘルスユニットと様々な場で実践することができる。参照:日本助産師会
▼助産師は男性もいる?
現在の日本では女性にしかなれない職業のひとつになります。
▼まとめ
助産師になるためには、看護師国家資格に加えて、助産師国家資格が必要なことがわかりました。
助産師の友人たちも助産師の仕事にプライドを持って「命」に携わっています。
『透明なゆりかご』をきっかけに助産師の仕事をこの機会に知っていただけると幸いです。
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『透明なゆりかご』で主役の青田アオイ役を演じるのは清原果耶さん。ドラマ初主演となる本作で初々しい演技をみせてくれます。
NHK連続テレビ小説(朝ドラ)の『なつぞら』にも出演されています。2015年度下半期放送のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)の『あさが来た』のふゆ役で出演されているときから透明感のある女優さんだなあと好きな女優さんのひとりです。
産婦人科医の由比先生を演じている瀬戸康史さんは『あさが来た』で成澤泉役を演じていました。
『透明なゆりかご』には、テラスハウスのキャスト、葉山奨之さんも町田陽介役で好演されています。
喜びや悲しみ、さまざまな角度から「命」を考えさせられる作品になっています。
▼『透明なゆりかご』全10話の再放送予定
第1回:8月4日(日)午前0時05分~午前0時49分(土曜深夜)から
最終回:8月9日(金)午後11時50~午前0時38分(金曜深夜)まで
※台風等の影響で予定が変更されることもあります
『透明なゆりかご』に関してはNHKの公式サイトでご確認ください。
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