こんにちは。ライフキャリア相談室の寺本です。
7月末に「8月からライフキャリアに関するコラムを始めます!」とお伝えしていましたが、結局 8月末の更新となってしまいました(;’∀’)
楽しみにされていた方がいらしたら本当にすみません。
今年はコロナ禍で、これまでとは違う夏をお過ごしの方も少なくないと思います。昨年の夏は、このような世界的なパンデミックが起こるとは誰も予想だにしていませんでしたよね。
このように取り巻く環境は突然変わるし、それを自分だけで変えることはとても難しい。
であれば、自分ができることだけに焦点をあてて、自分がコントロールできることに集中する。そして、できないことは「手放す」ことが大切になります。
どのように「手放す」のか。それについては次回以降考えていきましょう。
今回は、ライフキャリアを考える前に、みなさんがよく聞く「キャリア」から考えてみましょう。
■キャリアの定義とは
まず「キャリアの定義」から調べてみました。
▼厚生労働省によるキャリアの定義
「キャリア」とは、過去から将来の長期にわたる職務経験やこれに伴う計画的な能力開発の連鎖を指すもの。「職業生涯」や「職務経歴」などと訳される。
▼文部科学省によるキャリアの定義(キャリア教育の視点から)
人が、生涯の中で様々な役割を果たす過程で、自らの役割の価値や自分と役割との関係を見いだしていく連なりや積み重ねである。
厚生労働省は労働や雇用からの側面で、文部科学省は教育や文化の側面から「キャリア」を捉えているのがわかります。
行政機関としての役割が異なるので、同じ言葉でも定義が異なります。
このように「キャリア」にはさまざまな定義があります。
当然、個々人によってもキャリアの捉え方は異なるでしょう。
■自分が思い浮かべる「キャリア」とは
以前、放送されていた日本テレビ系のドラマ『3年A組―今から皆さんは、人質です―』で、主演の菅田将暉さんが”Let’s think!”と頭に指をあてながら 生徒自身に考えさせるシーンが印象的でした。自分の頭で考える。それが何より大事だということを伝えたかったんですね。
ここでは自分と向き合うための時間として、「気づきの質問」をみなさんにおだしします。よろしければお付き合いください。
それでは、今日の「気づきの質問」です。
Q1:
あなたは「キャリア」と聞いて、どのようなイメージを思い浮かべますか?
どの答えが正しい、間違ってるなどは一切ありません。
自由な発想で手元の紙やパソコン、スマホなどに書いてみてください。
まずは自身の考える「キャリア」を認識するのが目的です。自分自身と深く対話をすることで自身の「ライフキャリア」がみえてきます。でもそれはひとりではとても難しい作業です。
そこでライフキャリア相談室では、微力ながらサポートできればと思い、自分を深く知るための「気づきの質問」をおだしすることにしました。質問する形で進めながら、みなさんとの対話しながら一緒に考えていければと思います。
心理療法のなかには「質問技法」があり、「ミラクル・クエスチョン」や「タイムマシン・クエスチョン」「コーピング・クエスチョン」「スケーリング・クエスチョン」といった解決志向のアプローチがありますが、この「気づきの質問」はもっと気軽に、自分と向かい合っていただくための質問だと捉えていただければ幸いです。
それでは、また次回。
参考:
厚生労働省「キャリア形成を支援する労働市場政策研究会」報告書
文部科学省「キャリア教育とは何か」
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