政府は、中小企業の支援に力をいれています。
その一環として行われている助成金制度ですが、平成29年度4月から「キャリア形成促進助成金」は「人材開発支援助成金」に名称が変更されました。
「セルフ・キャリアドック制度」は助成金対象としてそのまま残っています。
セルフ・キャリアドック制度とは、企業が労働者に対して、定期的にジョブカードを利用したキャリアコンサルティング実施をすることです。企業が、セルフ・キャリアドック制度を導入することで助成金が受けられます。
このキャリアコンサルティングを実施するのが、国家資格のキャリアコンサルタントです。
これまでと異なる点は、実施計画書にキャリアコンサルタントの証明が必要になったこと。
つまり、セルフ・キャリアドック制度を規定した就業規則または労働協約の案をキャリアコンサルタントと共同して作成する必要があるのです。
3月末までに申請された企業様からの依頼で今月、来月もセルフ・キャリアドック制度を導入された企業様でキャリアコンサルティングを実施しますが、4月以降の申請からは、新たな要件が加わったので注意が必要になります。
ちなみに、セルフ・キャリアドック制度を導入した場合の助成金は、47.5万円です。
今年度の「人材開発支援助成金」については、今後も引き続きお知らせしてまいります。
ライフキャリアネットでは、10社以上の社労士事務所と連携しています。
これまで、セルフ・キャリアドック制度をご導入された企業様の従業員の方々のキャリアコンサルティングを多数、実施してまいりましたので経験も豊富です。
キャリアコンサルタントやキャリアコンサルティングに関して、まずはお気軽にこちらからお問い合わせ・ご相談ください。