ゴールデンウイークはいかがお過ごしでしたか?
旅行やドライブ、映画鑑賞、読書、家でまったり等々、日頃できないことを楽しんだ方もいらっしゃるのでは?
サービス業の方はゴールデン期間中は来客が多く慌ただしく働かれたことでしょう。
ゆっくり過ごされた方も多忙を極められた方も今週月曜日からの一週間は通常業務のペースに戻すためにいつも以上にエネルギーを消耗されたかもしれません。
そのうえ今週は暑かったり寒かったりと気温差も激しかったので体への負担もありました。
このような心身の状態だと無意識に浅い呼吸になっていることも少なくありません。
ときには自分の身体を意識的にリラックスできる状態にもっていくことも必要です。
そこで今回は身体をリラックスさせるためのマインドフルネスの呼吸法のひとつをご紹介します。
3-3-6呼吸法は、副交感神経を優位にし、心身の緊張をほぐしてリラックスさせる効果があるといわれています。
まずは準備から。
あぐらなど楽な姿勢で座りましょう。
右手は右の、左手は左の膝の上にのせます。手のひらは上向きでも下向きでも構いません。
肩をぎゅーっと持ち上げて口から「はあー」と大きく息を吐きながら肩をストンとおとして脱力します。
口から息を吐くと全身の力が抜けやすくなります。
はじめに口から息を吐ききりましょう。
ここから336呼吸法です。
1. 鼻から息を吸います。お腹が膨らむイメージです。3つ数えながら行います。「1.2.3.」
2. 吸い込んだ息をとどめます。3つ数えます。力はいれず無理はしないでください。「1.2.3.」
3.とどめていた息を6つ数えながらゆっくり鼻から吐いていきます。「1.2.3.4.5.6.」
呼吸のカウントを行うことでそこに意識が向かい頭の中で雑念が浮かびにくくなります。
静かにゆっくり鼻から息を吐く腹式呼吸は、精神統一に向いているといわれています。吐く時に力を抜くことでリラックス効果が期待できます。
1から3を何度か繰り返しましょう。
入浴後、寝る前に試すとゆっくり眠れるかもしれません。ベッドに横たわった状態で行っても大丈夫です。
マインドフルネスにはさまざまな呼吸法があります。雑念を手放し呼吸に集中することでリラックス状態を作り出し、それによりモチベーションが向上する効果が期待できます。
そのため近年、人材育成の一環としてマインドフルネスを取り入れる企業も増えてきました。
ライフキャリアネットでは、企業様向けのマインドフルネス研修でリラックス&モチベーションアップの呼吸法をご紹介しています。